こんな形で消えると想像した人がどれだけ居るだろうか。
「買収されたサービスがそのままの形で生き残った事例はない」とはよく言われるけど、それにしてもまぁ……こんな形であっさり終焉を迎えるとは思わなかったよ。
Twitterに関しては数日前にもスパム対策を理由にしたDM送受信制限を導入して露骨に有料プランへの誘導を図ったり、昨日も凍結祭り(Twitter Blue登録者も含む)をやらかしたりだのサービスとしての存在がまたいろいろ危ぶまれる事態が起きてたりしたわけだが、そこに来て急なリブランディングによる名称変更である。
イーロンはゆくゆくはこの『X』を通話も金融も買い物もコレひとつで済むスーパーアプリにしていきたい、目指すはWechatやLINEのようなアプリだと言っているけど、
自分の胸先三寸で仕様も変えれば大量凍結もする、そんな安定性のないサービスに誰が自分の財産紐付けたいと思うん?
まずはそこからだと思うんだけど、それが分かってないらしい。この調子だとまたユーザーの大量流出が起こりそうで、暫くはSNS周りが騒がしくなりそうだ。
まあ、既にTwitterの垢がない私には何の関係もない話だけど、Twitterをまだ続けている友人達はどんな行動を取るんだろうねぇ。
現在は拡張機能でXのロゴを青い鳥に戻す拡張機能が出たりと、いろいろ面白いことにもなっているようである。
あと、商標どうするんだろうね? 既に『X』の商標はMicrosoftとMetaが持っているというし、日本支社を改名するにしてもX JAPANと被るしね。現実的な落とし所は何処だろう。
……こうなる前に逃げることができたのは神様の思し召しなのかもしれない。
これから『X』は本当にスーパーアプリへの転身を遂げることができるのか、それともこのまま収益を回復できずに消えていくのか。どうなるんでしょうね。