【ゲーム】『キャラネタ』という『教養』、『教養』としてのソシャゲ

でも一番魅力的なキャラに溢れてるのもまたソシャゲなんだよね。悔しい話。

これまでのソシャゲBO☆RO☆KU☆SO論から真逆の方向へ行く話なんだけど、今一番ウケているソシャゲの雛型として『自分の分身は何らかの集団のリーダー』『たくさんのキャラに囲まれてハーレム状態』というのが多いので、結果的に何らかのキャラの二次創作ネタが欲しかったら、何かしら好みに刺さりそうなソシャゲを覗いてみるのがいい、という現象が起きている。

その中でも特に刺さったのが『艦隊これくしょん』『刀剣乱舞』『文豪とアルケミスト』の3作で、現実世界に実存した物をバックにしているせいもあり、私が読みたい『日常ものエッセイ』『ライフハック的な何か』と相性が良い。

アレなんだよね。やはり完全ファンタジーものの『ファイアーエムブレムヒーローズ』なり『ラングリッサーモバイル』なり『ロマンシングサ・ガ リ・ユニバース』なんかは、現実世界の物品知識ありきの話では展開がさせづらいってのはあるんだよなぁ。一部その辺をすっ飛ばせる設定のキャラが居るんだけど。

ただ、この辺のゲームは全てガチャありきのゲームバランスだったり、仮にガチャはなくてもゲーム性の部分は『お察し』といったものばかりで、貴重な時間を割いてプレイするのには値しない場合が殆どだ。私だってそんな時間があれば次の文章のネタ考えたり、他のやりたい事への想像を膨らませたり、普通に家事やってたりするさ。

キャラに愛はあってもね、それを人質にされて易々課金したり長時間プレイしたりするほど私のゲームへの考えは甘くないんですよ。実際に文アルやってた初めの頃はコミュニティで改善意見上げてたりしたけど、『スパダリ運営』と持ち上げる信者の声が大きくなってからは早々に見切り付けたしね。その労力が無駄だと。

そこで、キャラネタの補完に関しては有志がまとめたWiki(not企業運営Wiki)や、Youtubeに上げられた動画でゲームをプレイしないぶんの子細を補完させてもらっている。今は便利だね、ファンの誰かしらが情報を上げてくれる良い時代になった。

プレイするには値しないけれど、現代の二次創作の拠り所になっているのは間違いないソシャゲの数々、『オタクの教養』として嗜んでおくと考えると、また違った見方ができるのかもしれない。