【Twitter】2/3 Twitter春の凍結祭り生還までをまとめてみた【春のBAN祭り】

〈2013年2月3日〉

全てはこの画面から始まった。

昼頃、「どれ、今流れてるツイートでもチェックしとくかー」といつもの慣れた手つきでTwitterアプリを開く。そして目の前に飛び込んできたのがこの画面。「何事?!」とパニックを起こしかける。

夕方頃から『Twitter 凍結祭り』の検索に本日のことが載り始める。どうもそれによると、Twitter APIの有料化によって引き起こされたらしいものであることがわかる。それと同時刻にゆきにーさん(id:yuki_2021)からも情報を頂き、「マシュマロなどの自動ツイート投稿機能を使ってた人が無差別的にやられた」という話だった。マシュマロの自動投稿機能は私も使ってたのでその点は心当たりがある。

こんな事でいきなりBANされるのか……

さて困ったのはその後だ。なんせ永久凍結されると、

    • 新しいアカウントが作れない。
      (『アカウントの凍結回避』と見なされる。一度でもログインしたことのあるブラウザ・端末から作ったアカウントは全て対象となる。同じ人をフォローしたりしてもAIの網に引っかかる模様)
    • アカウントの削除ができない。
      (アカウント情報の編集そのものができなくなる)
    • 連携アプリを操作することができない。
      (問題のあるアプリの連係を解除する、ということもできなくなる)

ツイートやいいねなどができないだけならまだしも、このように「じゃあ凍結解除されないんなら辞めます」といったこともできなくなるので、何としても凍結は解除してもらわねばならなくなったわけだ。電話番号も登録してあるし、このまんまじゃ個人情報を丸々人質に取られてるようなもんだからな。

早速、リンクに示された『異議申し立てフォーム』から異議申し立てを送る。

この時は、「Twitterのポリシーに反した覚えはありません」という旨を簡潔に書いて送っただけだった。日本語で。

〈2月4日〉

メールの配信エラーがボックスに返ってくる。大量にBANしたおかげで問い合わせが殺到したせいか、Twitter側のメールサーバがパンクしてるっぽい。コレ……大丈夫なのか?

〈2月6日〉

結局、異議申し立てメールは受け取られないまま戻ってきてしまった。

再度異議申し立てをやり直す。

〈3月9日〉

Twitter社からこんなメールが届く。

要約すると、「アカウント見たけど凍結は解きません! 残念!」。

こっちでも書いたんだけど、明らかに落ち度があるのはTwitter社のAIシステムの方なのに、それをこんなクソ雑い英文で手打ちにしようとするとは……

尚このメール、同じように2/3に凍結され、未だ凍結が解けてない人達ほぼ全員に一斉送信された模様。

……このままで済むと思うなよ。

再度異議申し立てをやり直す。

このメールと同時に
「Your account was permanently suspended due to violations of our Terms of Ser
vice. After reviewing for reinstatement your account will not be restored.」
という自動返信メールが届きました。
こちらに落ち度はないのに「もう解除は無い」とはどういうことでしょうか?
理不尽にも程があります。
また、他の凍結された方々にも同じメールが届いたという情報が入りました。これはあ
なたたちのミスを私たちに全てなすりつける行為だと思います。
どうか誠意ある対応をしてください。

コレはその時の異議申し立てで使ったメールの全文。

今回は、こちらの文章を『日本語』『Google翻訳を利用した機械翻訳の英文』の両方を添えて送っている。果たして結果は如何に。

〈3月17日〉

朝ダメ元でTwitterアプリを開くと、『永久凍結されています』の表示が消え、フォロー数も元に戻り、ツイートボタンが復活していつもの表示画面になっていた。

凍結解除、確認。

尚この8日間の間、Twitterからの追加のメッセージは全く届いていない。本当にいきなりの凍結解除だった。

いや……Twitter君さぁ、凍結解除するときに一言入れるとか、そうじゃなくてもちゃんと詫び入れるとかさ、もうちょっとなんかあったんじゃないの……?

まあ、これ以上うだうだ言ってまた再凍結されてもアレだ。そうでなくてもこの数日前にTwitterはDM関連でまたアカウントロック祭りを起こしている。本当に今は何をやったらアカウント凍結されるのかが見えなさすぎて、普通に使うことそのものがリスクになってるような状況なんだよな。非常に宜しくない。

そして騒動の大元になったAPI有料化は、再度の延期。いつから適用されるのかは謎。

凍結され損じゃねぇかよ(#゚Д゚)

〈凍結されている間の私はと言えば……〉

  • 去年12月に、先述のゆきにーさん繋がりで登録したMastodon『Fedibird』でぽちぽち呟く。昔のTwitterみたいなゆるくて牧歌的な雰囲気の漂うところで、何というか、過ごしやすい。ただスマホからだと絵文字リアクションができないのがちょっとした悩み所。
  • 3/8から検索で見つけたMisskey『にじみす.moe』に登録していろいろ呟いている。現在はこちらがほぼメイン。『夢語り部屋』という夢創作専門のチャンネルをはじめ、おでかけチャンネル、ゲームチャンネルなどで気ままに思いついたことを呟いている。こちらには、記事で凍結のことを知った一子さん(id:ichiko_yume)が追いかけてきてくださった。
    また、このインスタンスには私と同じようにTwitterを追われた人達が多数身を寄せており、『#解除まだの会』というハッシュタグで情報を交換し合ったりしていた。私も参加している。
  • Instagramは只今整備中。
  • 物欲や外出欲が大きく減退する。ついでに更新のやる気も減退したけど、にじみすのおかげで『楽死い日常』のほうの更新欲は盛り返してきている。
  • 習慣として根付いた週1回の宮崎神宮護国神社参拝はずっと続いている。ついでに月3日設定されている鵜戸神宮の『卯の日』も行ける限りお参りに行っている。だいたい、日々の報告をしながら「凍結解除されますように」って祈ってた。

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以上が、私の2023年春の凍結祭りの全体験になる。

これを書いている今でも凍結されたままの人は多数いるし、Twitter自体が不安定な状況なのには変わらない。ただ、Twitter社はこれら一連の騒動を「なかったことにしようとしている」。これは許しちゃいけない。

正直、何が功を奏したのかは私自身よく解っていない。「解除ガチャに当たるか、当たらないか」と表現している人がちらほら居るけれど、私はたまたま「解除されたほう」に当たっただけなのかもしれない。

ただ、諦めずに異議申し立てはしてて良かったな、と思っている。あの雑な英文メールには心を折られかけたし、予想以上ににじみすやFedibirdの居心地が良かったんで、もうこのまんま凍結解除せんでも閲覧専用でいいかな、と思っていたが、やはり個人情報が削除できずに残るのは許しがたい状況ではあったので諦めたらダメだと思った。

ってか、この仕様、個人情報保護法で訴えたりすることもできそうな気がするけどな。

現在は、Twitterでの呟きは程々にして、Fedibirdやにじみすが活動の中心となっている。そっちの方が好意的な反応がたくさん返ってきて「交流している」感が大いにあるし、いろいろ憚られない話題ができて楽しい。それにまた凍結されたらたまらんし。

それに、「人とのつながりの場」はいくつあってもいいものだというのが今回の出来事で強く認識できたので、できるだけこの2箇所も維持していこうと思う。

現在も凍結継続中の方の凍結が、早いとこ解けますように。

この文章が何かの励みや一助になれば幸いです。