【日常考察】それでもやっぱり、紙がいい

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紙ベースの創作って、気軽でいい。

安いと1枚1円以下のコスパだし。ペンや鉛筆さえ在ればすぐに書き始められるし。そして書き始めれば、何処に絵を描いてもどんな大きさで文字を書いても、何処に何を配置しようが全部自由に決められる。

そこにセンスを求められることもあれど、基本思いついたとおりにやれる。

それがデジタル全盛の今でも、紙の手書きが確固たる地位を築いている一因だと思う。

デジタルの場合はここまでの柔軟さというのはなくて、『システムの中でできること』からちょっと逸脱すると大変な苦労や手間を強いられる場合が多いし、そこに周辺機器の有無が絡んでくると、すぐに纏まった額の金銭が必要になってくる。

そう考えると、『誰もが手軽に始められる』というわけにはいかない。

デジタルの手書きばかり持て囃されて紙は悪者、みたいな論調で書いてるメディアもそこかしこにあるけれど、そういうのも行き過ぎると『アフィリエイトや広告への誘導じゃね?』なんて穿ったりもしたくなる。

それに、デジタルの場合は文字打ちのスピードは紙の筆記スピードより優れることを活かして、『細部の詰め』や『発想の発展』に使う方が良い結果に繋がる。

何事も『適材適所』で使うのが大事だし、価格の壁は結構重要。