『責任』の重さ、『自由』の重さ

    とある本の言葉になるが、

    『あなたが今逃げている責任の重さは、これから手に入れようとしている自由の重さだ』という一文があった。

 

    そういや、これまでの人生をよくよく振り返ってみると、仕事で心折られて主婦ニートになってからの生活は、時間はたくさんあったし、今までに買い貯めた物もたくさんあったけれど、

    『新しい何か』を導入するには金が無いので諦めざるを得なかったし、「その気になればいつでもできるよね」とタカをくくってた割には、何にもしていなかったように思う。

    それで少しでもいいから毎日1記事でも投下していれば、今頃それなりのアクセス数稼げてたかもしれないのに……我ながら凄く勿体ない。    

    ある意味、結婚前のバリバリ働いてた頃の方が、時間はなかったけど充実していたように思う。カードローン漬けだったけどね。

 

    で、これからまた働きに出なきゃならなくなったわけなんだが、正直、働きたくない。面接で顔突き合わせて喋るの嫌すぎる。音声でのアウトプットは本当に苦手なのに。

    それに、折角手に入れた『なんでもできそうな時間』も失われてしまう。

 

    でも、このまま働かないでプーのままでいれば経済破綻するのが見えてしまっているし、これからはムスメの学資も貯めていかにゃならん。金が無いせいで十分な学が受けられないのは、可哀想過ぎる。

    それに、私だってアルテミスのパーツ代や、技術書を読み漁る資金は欲しい。有料鯖契約したり。サブスクリプション課金したり。

 

    その辺の危機感や窮屈さが『責任に背を向け続けた事』のツケなのであって、そろそろそれを返済せにゃならん頃合いに来た、という事なのだろう。

     ……いつまでも現実逃避しちゃいられないよな。

 

    働くからには、今度は『責任』の先にある『経済的な自由』を目指して頑張っていきたいね。