クリッカートだけは絶許ー!!!
このノート、紙質そんなに悪くないはずなのにそれでもほぼ抜けとるやん……!
アレだ。このペンで抜けない紙って、漫画原稿用紙とかに使う上質紙110kgクラスの紙くらいのもんかもしれない。いや全く以てこの抜け方はヒドい。
――というわけで、今回買ったのはこちら。
最近見た動画の中に、『方眼モレスキンに鉛筆でガシガシ書き込む』というのがあって、「おーいいなコレ、私もやってみたい!」と思ったのだが、如何せんモレスキンは紙質悪い癖にベラボーに高い。クラシック2200円、ラージ約3000円。買えるかハゲ!!
で、折衝案として見つけたのがコレ。Amazonベーシックのハードカバーノート。ほぼ見た目はモレスキンのラージ。A5スリムサイズ。縦21×横13.2cm。サイズ感としては、同じAmazonベーシックの縦開きA5リングノート、アレが一番近いかな。罫種は5mm方眼罫の他、6mm罫線と無地が選べる。今回は無地を買った。
厚みは悪くない。80㎡/gくらいで、普通のノートとかに比べると十分厚みのある紙だ。手触りはツルツルしているわけではなく、若干ザラつきのあるさらさら感。確かにこの手触りなら、鉛筆が似合うというのも頷ける。
で、最初の写真の表側、つまり手持ちの主力ペンで書いたものがこの通り。
黒の発色、青やピンクの発色も悪くない。綺麗に色が出ていると思うし、筆跡の滲みもほぼない。ダイソーの3本108円ゲルボールですら御覧の通りの綺麗な筆跡だ。純粋な染料サインペンであるダイソーの青サインペンやピュアカラーも全く滲んでいない。
裏写りもそんなに気になるほどではない。顔料サインペンのトリプラスカラーやジュースペイントは少し濃く出たが、この程度ならまだ許容範囲で行けると思う。
ただ同じ顔料サインペンでもクリッカートだけは元のインクが濃すぎるせいか、表は一見滲んでないけど裏は盛大に抜けるという結果に終わった。コレを使うならば淡い色のシリーズでやらないとダメやね。濃い色はアカン。
結論として、本家モレスキンよりは使えると思うよ?
紙に彼処までの癖がないもの。わりと素直で使いやすいノートじゃないかなと思う。
勿論当初の目論見通り、鉛筆で書いてもそれはそれで面白いだろうと思うので、私はコイツを『何でも書いちゃうアイデアノート』として運用することにしてみたいと思う。まあ、それはまだもう少し先の話になりそうだけどな。