【日記】独り、誰も居ない部屋で思考にふけり、文章のことを考える

今日は上位者(パパ)がムスメを連れて外に出て、私独りだけの時間を作ってくれたので、その時間を使って読みかけの『青猫』(さくたろ先生/萩原朔太郎)の続きを読んだり、布団の片付けや洗濯をしたり、麦茶を作る冷水筒のメンテナンスをしたりした。で、その流れで今この文章を書いている。明日からはまた早寝早起き学校送迎の日々だから、早く寝たいというのも根底にある。

で、読み終わった『青猫』がセラピーの一助になったかというと、答えは「うーん……」だった。なんというか、さくたろ先生の詩は常に寂しさと人恋しさみたいな感情がつきまとう詩で、雰囲気的にも鬱々とした湿っぽい感じの詩が多かった。表現的には優れているんだろうけど、今の私が求めているモノは「違う、コレジャナイ」。もうちょっとなんというか、明るい読み物が読みたいというか。そんな感じ。

そもそも自分がどんな本をまず読んだらいいかが分かっていなくて「心に栄養を蓄えたいなら詩集や俳句集だったな」と思い立って読んでみたものだったので、もうちょっと本選びからして考える所があるかもしれないなと思った。週が明けたら時間を作って本屋や図書館に足を運んでみよう。ジャケ買いみたいな感じでもいいから何か手に取ってみれば、多分何か世界が開けてくるんじゃないかなぁと思った。読みにくさに関しては『青空ブラウザー』ではなくXHTMLファイル形式にしたら解消はされたが、何というか、「読了感」みたいなのが微妙に弱い。Kindle Unlimitedでも同じ事思ったけれど、そこは結局紙媒体と電子書籍の違いよな。

何にしても、ありがとう、さくたろ先生。ちょっとは癒された気がするよ。

多分今日の夜や明日も『月に吠える』あたり読んでるかもしれない。「コレジャナイ」って解っていてもたぶん読む。芋づる式に引っかかったもの読まないと気が済まない性格って、こういう時になんか切り替えられなくて損な気がするね。

あと、本を読んだり文章書いたりするときは、環境音すらも排除した静かな空間の方がかなり集中できる。音楽は気分をアゲてくれるけれど、好きそうな音楽探しに熱中していたらYoutubeのおすすめが仕事しないせいで時間ばっかりが溶けていく。それとあまり音楽を騒がしくしすぎると集中が殺がれてしまうってのも私の性質としてわかった気がする。今は久し振りに耳栓を取りだして付けているのでだいぶ集中できている。あぁ、昔に買ったイヤーマフ何処にやったっけなぁ……