自分の購買行動の癖を把握するのは大事だよね。節約の意味でも、行動療法においても。
ある雨が降る日の昼、上位者(パパ)と外部記憶(リマインダー)の話になって、「忘れっぽいのにリマインダーを使わないなんてもったいない」「外部記憶をうまく使いこなせれば、ノウハウが溜まって今後のブログのネタにもできる」と言われ、じゃあ簡単なところから始めてみようか、ということで紙でのリマインドから始めてみることにした。
具体的には、紙の買い物メモの活用と、付箋での行動管理だ。メモに買ってくる物を思いついた順に書き(勿論ストッカーや冷蔵庫は確認する)、それを持って実際に買い物する。行動管理の付箋は前の日の夜に必要な事を書いて貼り付けておく。使う付箋は完全にその時の気分任せだが、詰めて貼ると結構イケることが分かった。
ネタメモも混在してることはこの際気にしないことにする。保存場所がないんや……
このメモを活用したのは今日までで2回だが、不思議なことに、メモに書いたものは自然と頭が覚えているようで、このメモを使った2回は買い忘れなどを一切しなかった。ただしウェットティッシュは廃盤でいつも使ってる銘柄のが手に入らなかったから、この日は×がついたんだけどな。
で、早速買い物メモが活用できたことを上位者に報告すると、「それを保存できたら購買行動の管理に繋がらないか?」という話になって、確かにそうだな、と。
ただしこのメモだけでは窺い知ることはできないが、私は結構複数店舗に渡って買い物をするし、d払い(ドコモのQRコード決済)やカード払いも多用するのでこの買い物メモだけでは「何処で」「いくら使ったか」「決済種別は何か」が判別できない。
そこで……
こうなった。
店舗名(一部書き忘れあり)、買ったもの、金額、決済種別。d払いとiDは同じカードから出るので合算でも良いとは思ったが、いちいち合算するとここでも決済種別による総額の把握ができなくなってしまうので、分けて後で総合算することにした。それにポイントのつくつかないがあるしね。純粋なカード払いやiDの時は特に。
それと自分のこづかい(現金または三井住友カード)から出た分も記載対象にしている。最初は「こづかい分は別にこづかい帳作って記載で良いか……」と考えていたのだけど、それでは「全体的な購買行動の把握」には繋がらない。あくまでも主軸に置いているのは金額その他の管理ではなく「購買行動を把握して見直せるモノは見直すこと」なので、別の財布から出た分もひとつの記録簿に収めよう、という形になった。
こづかい帳はこづかい帳で別に記録を付けることにした。個人の記録としてのこづかい帳はね、大事だよね。お金の動きはなにも「使う」だけじゃないからね。
早速出来上がったものを最上位者(ばぁば)に見せたら、「これでは細かすぎて続かない」と言われてしまった。確かに最初のうちはいいけれど、そのうち書くのが面倒臭くなって続かなくなる、そんな気がひしひしとする。今までの家計簿も簡単にしようとしていろいろ苦心してきたけれど、総額の把握はできても子細が分からなかったりとか、必要な出費かそうでないかの切り分けができなくて挫折した経験ばかりだ。
でも、今回は「購買行動の把握」のために必要な項目には一応絞ったつもりだし、これ以上書くことを簡素にすると今度は記録の意味を成さないしで「続けること」を最優先にするのか、「記録として残すこと」を最優先にするのか、そこが非常に難しい。
結果として、「記録として残すこと」を優先し、この形で取り敢えず今日まで続けている。今日は通院の他は2LPET飲料を買ってきたのと、Konozamaでの買い物があったのでそれを記録した形だ。Konozamaはなまじいつでも買えちゃうから記録の〆のタイミングに困るね。今日も〆直前にムスメの消しゴム買ったし。
果たしてこの記録、続けられるんでしょうかね自分。
続いた暁には何らかのネタとしてこの作業部屋の記事の足しになってくれることを強く願う所存。いやぜひそうあってほしい。でなきゃ続ける意味が見出せない。それ以外にもB5ルーズリーフの罪庫処理が捗って嬉しいことではあるんだけれども。
取り敢えず尻切れトンボにだけはならないようにしないとね。