【言論屋】ユーザーはいつも想定の斜め上を行く【同人界隈のクソなとこ】

想定以外の使い方されるのが嫌ならパブリックスペースでやんなや。

この手の『オキモチ案件』はほんと女向け同人の界隈ではよく見る光景だけれども、何というかもうバカなんだなという感想しか出てこない。

そもそもTwitterハッシュタグにはTwitterシステム内での検索を容易にする』以上の意味はない。タグ付けて呟けばフォローの有無関係なく検索にしたときにヒットする。そんだけの機能だ。

で、その機能をどうとでも取れる書き方して流しておいて、いざ想定外の使い方されると『ルール違反だ』と怒る、と。

ユーザビリティのなんたるかをひとしきり勉強してこいと言いたい。

表題の『ユーザーはいつも想定の斜め上を行く』。これはシステム制作側がどれだけ想定外のエラーを吐かないように、漏れがないように作り込んでも、使う側はその当時の制作側が想定し得なかった行動をあっさりと起こして想定外のエラーを出してしまう、その事に対する戒めの言葉として語られているものだ。

だから今回もお題は『文豪とアルケミスト』の『萩原朔太郎』だってちゃんと明記しておけば良かっただけの話である。タグを作った人間的には上手い言い回しを考えたつもりなんだろうが、そこを明記しないから条件に合致したリアルの詩人が網に引っかかったわけだ。その時点でユーザビリティやUX的には敗北と言って差し支えないだろう。

不特定多数が誰でも検索できて誰でも投稿できる機能であり、それがシステムとして提供されている場所である以上、条件に合致するものが複数在れば想定以外の事が起こる確率は少なくとも存在し続ける事になるのだよ。それが嫌ならば自分で鯖立ててコンテンツ作ってそこで企画として展開すれば良いのだ。そうすればこうした『想定外』は起こるまいよ。

こういうのを『想定以外の見たくもないものを見せられたから』というオキモチで文句付けてどうにかできると思ってるのがこの界隈のいかん所よなぁ、と思う。そうは言っても、人間が人間である限りこうしたトラブルは消えることはないのだけども。