入力はそこそこ使える子。再生はクソ。
今回はiPhoneに変換ジャック噛ました状態で、Anchorアプリから録音したものをひとつのエピソードとして出してみたんだけど、音声はそこそこ綺麗に入ってたんよ。強いて気になる所は湿った口の動きによるマウスノイズ。これはどうしてもヘッドセット特有の『マイクと口の距離によるもの』だから仕方ないっちゃー仕方ない。
そしてこのヘッドセット、真の問題は再生の方だった。
なんせ、録ったモノが『音声本当に流れてるのか判別付かない』くらい聞こえない。Anchorはアプリ側の方で、録った音声をある程度自動調整して聞きやすいようにしてくれる機能が備わってるんだけど、それでも全然音が聞こえてこない。更にオープンタイプのヘッドホンだから余計に音が聞こえない。
実際にコレをナガオカの1700円ハイレゾ対応イヤホンや、iPhoneのスピーカーで慣らすと、ちゃんと音声聞こえるんです。しっかり聞ける音質で。まあ流石に前回のSound Blaster AE-9ほどの出力はなかったにしても。アレはヘッドセットのスピーカーからもちゃんと聞こえた。
まあ……もう、仕方ないよね! 220円だもの!
再生まで『できる子』だったらかなりヤバい一品だったと思う。
――というわけで、再生だけはスピーカーなど別デバイスにして入力専用として使う、という使い方ならアリ、ってのが私の最終結論。
Podcastやってみたい人の入門にも使えないことはないかもしれないね。今回私が、Anchorアプリで身を以て証明しちゃったわけだし……(遠い目