【雑記】『本当に読みたいもの』を目指す旅のような

 『人の役に立とうなんて思わない方が良い』
 妄想も日々の他愛ない事も試行錯誤の記録もみんな詰め込んで書く事にしたら、
 その方が『書くこと』に対する気持ちは楽になった。

 『役に立つ情報を書かないといけない』なんて、誰が言い出したんだろうね。
 収益化ありきの運営なら、兎に角検索順位を上げて情報の鮮度も高めて
 サイト内の回遊率も上げて広告押して貰う、的なのが第一だから
 読まれない記事は切られるし個人的な事なんて書かない。
 ついでに文章の書き方や日本語の使い回しや細かいアクセス稼ぎ手法にも気を遣って
 結果、『何処にでもある』無味乾燥な文章の塊のデキアガリ
 他者による校正が入ってない分書籍よりも信憑性の部分で余計タチが悪い。

 違う、そういうのが読みたいんじゃないw

 元々が小説書き目指してた身だから思う事なのかもしんないけど、
 もうちょっと文章って、自由闊達な物でいいんじゃねェの?
 『素の文章で読ませる面白さ』みたいなのが、年々界隈から抜け落ちてる気がする。
 どれもこれもオフィス文書の延長線みたいなのばっかりで。
 もっと、黎明期のテキストみたいな『勢いと熱量で笑わせる文章』が読みたい。
 それにちょこっと役に立ちそうな知識が入ってたりすると、尚良い。
 ついでにそれが『好きなもの』に溢れていたら(

 ――そんな事を思って本館を書いていたりするけれど、
 実際それは私にもできていないのだから、『お前が言うなよ』ってところかな。